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榎本 茂 

港区議会議員。
NPO法人海塾相談役。(社)港区高層集合住宅の防災を考える会代表理事。海上保安庁指定安全指導員。(公)日本海洋少年団連盟港区海洋少年団団長。
港区民参画事業カルガモ巣作りプロジェクトや、港区水辺フェスタ・ゴムボートレースなどを企画立案した港区水辺環境の第一人者。
H20年「(社)港区高層住宅の防災を考える会」を設立し、震災時に想定される停電に備え、発電し続けられるマンションの仕組み作りに取り組む。現在、臨海地区の3分の1に相当する8112世帯が加盟。
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2010年11月19日

療育プログラム

ちょっと物事を覚えるのが苦手だったり
人と接するのが苦手だったりする発達しょうがいの子供達

カルガモプロジェクトの運営委託を受けているNPO海塾では、
発達しょうがい児童の療育を行っているNPOスキルキャンプと一緒に、カヌーに乗ってカルガモの巣を観察したり、運河でカヌーに乗る体験をする、「環境教育を利用した発達しょうがい児童のための療育プログラム」を年に数回開催しています。

療育プログラム
最初は陸上で、カヌーの乗り方やルールを勉強します。

水の上の不安定なカヌーに乗るという体験は、発達しょうがい児童にとってハイリスクではないかという意見もありましたが、危惧するようなパニックに陥った子供の例は過去に一例もありません。

カヌーは前が子供、後ろには保護者や療育士の方、海塾スタッフが乗ります。
療育プログラム

布一枚で水に浮かぶ狭くて不安定なカヌーに2人きりで同乗する体験は、
自己保存本能から背後にいる同船者に特別な依存感情を抱くことになり、その心理的反応が連帯感を生み、同船者と心の絆を深める事ができます。

連帯感は不安感を払拭し、ほとんどの児童は短時間で好奇心に目を輝かせ、目の前の自然観察に集中し無口になります。

そして、陸上に上がった後は 周囲に体験を伝えようと饒舌になる傾向があります。

療育プログラム

このプログラムでは、過去にLDによる記憶の苦手な子供が半年以上も前の体験の内容を細かに覚えていたり、高機能自閉症の子供が療育士も驚くような自己表現をしたりというケースが見受けられたことから、専門の療育士の先生方から高い評価を受けています。

まだまだ手探りですが、来春にはデーターをもとにテキストを作成する予定です。

あと、このプログラム、発達しょうがい児童の療育だけでなく、日頃忙しくて子供とコミュニケーション不足に陥っているお父さんと子供の関係修復にも極めて高い効果があります。
「パパと乗るのはイヤ!」と泣いていた女の子が、降りた後はパパの手を握って離さなくなり、パパが涙ぐむこともウワーン

無料で開催してますので、興味のある方はご一報下さい。
ボランティアスタッフも常時募集していますニコニコ


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