NHKおはよう日本
NHKの朝の情報番組「おはよう日本」
今日は、芝浦アイランドから全国に向けてライブ中継です!!
NHKのディレクターさんから「榎本さんが提唱されている海辺の高層住宅の防災対策について取材をさせて欲しい」と依頼を受けたのは先週の話でした。
急遽、生中継のために集まってくださったのは近隣のマンション管理組合や自治会の人たち。
なんと朝の6時集合です!
朝6時に来ていただいておいて、出番は、このカットだけ
ごめんなさい!
番組は、昨日、住民40名に参加してもらった防災クルーズの録画を流しながら、震災時の高層住宅の問題点に迫ります。
首都直下型地震が起きたとき、東京は7日間停電すると予想されており、電力が復旧するまでの7日間、住民は水や食料など全て自分達でなんとかしなければならないと説明が入ります。
なんと、行政(港区)は水も食料も発電機燃料も高層住宅の住民に配る計画がないのです。
これは僕も委員の1人として策定に関わった「
港区高層住宅の震災対策に関する基本方針」に詳しく書かれています。
電気が止まるとマンションでは
*エレベーターが止まります!
*火災報知器も鳴りません!
*水道ポンプが止まるので水は使えません!
*排水ポンプが止まるので、トイレに水を流せません!
お風呂の水をトイレに流すのは厳禁です!!
排水ポンプが止まった状態でトイレに水を流すと、下層階でトイレから水が噴出してしまうからです。
つまり、電気が止まるとマンションは住居としての機能を失ってしまうということです。
そこで、電気が止まると、マンションでは非常用の発電機が動き出します。
これはエアタワーの発電機ですが、小型の自動車くらいの大きさです。
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