鳥と犬

seabasslive

2010年03月12日 18:09

東京港に浮かぶ無人島 第六台場


1853年、黒船来航に驚いた幕府が
僅か1年で築いた海の要塞ですが

そんな台場も今や水鳥の楽園と化しています。

最も多いのは真っ黒いカワウですが
キレイな鷺の仲間も巣を作っています。

夏に真っ白い「コサギ」のコロニーとなるエリアには
たくさんの「青サギ」がいました。


潜ったり泳いだりできるカワウと違って
浅瀬がないと生きていけない鷺の仲間ですが
東京港は生物多様性に対応した護岸つくりを行っており
鷺の仲間は年々増え続けています。


そんな、穏やかな東京港に騒々しい一団がやってきました

空には取材ヘリがハエの大群のように飛び回り


警視庁の警備艇や

海上保安庁の巡視艇に囲まれ

やって来たのは

捕鯨船「第2昭南丸」


べつに「第2昭南丸」が悪いことしたわけじゃなくて
この船に不法侵入した海の狂「シーシェパード」のメンバーが乗っていたからです。



晴海客船埠頭に接岸と同時に海上保安庁の巡視艇が張り付き
自らを海の番犬と称する狂犬は逮捕されました。


どんな理屈があろうとも
洋上において、あのような船舶の体当たりは許されません。

めでたし、めでたし

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