日本人は凄い(1)
東北地方太平洋沖地震の被災地への支援物資は、各都道府県が集荷し、自衛隊によって被災地に運ばれる事になりました。
ばらばらに支援物資を送っていては、現地で混乱がおきるからです。
NHKで発表したのが、17日の午後。
しかし、都に問い合わせを入れても、まだ未発表の状態で解らない。
集荷窓口となるはずの区に問い合わせを入れても、解らないとのこと。
そこで、17日の夕方、僕の支援者の人たちや、水辺の会、海塾メンバー、カルガモプロジェクトメンバーなど友人知人に「僕が支援物資の個別集荷を行ないます」とメールで一斉配信しました。
続々と届く支援物資提供のメール。
こりゃ、僕の乗用車じゃ、乗せきれない。
お台場のお友達の那須さんにお願いしてトラック調達。
燃料は僕が芝浦で経営しているボート免許学校ミナモから船舶用の燃料を100L提供。(免税じゃないもの)
19日朝10時
芝浦アイランドに那須さんのトラック到着
応援に駆けつけてくれた高橋さんと一緒に回収開始。
ブルームタワー、エアタワー、グローヴタワー、ケープタワー、キャピタルマークタワー、シティータワー品川、フェイバリッチタワー、ワールドシティータワー、カテリーナ三田、品川タワーフェイス、etc
沿岸域の高層住宅から支援物資を回収し、都庁へ
みなさん、ありがとう!
支援物資を品目別に選別して、都の提供リストに記入する。
粉ミルク、紙おむつ、
熱さまシートや医薬品、乾電池、髭剃り、
都庁のロビーには、支援物資を持って駆けつけた人の列が!!
日本人て凄いと思う。
暖かい人の輪。
でも、僕が回収できたのは沿岸域の一部だけ。
もし、区という行政単位で、トラックを巡回させて都に届けられたら、どんなに集まっただろうか・・・
職員の大半が区外に住んでいるため、このような災害時の対応は、地域に即したものにならない実情が浮き彫りに・・・
今日も、集荷がんばります。
PS:テレビでは映しませんが、被災地では犬への食料配給は行われておらず、愛犬家が困っているそうです。
そこで、火曜日の夜に有志のトラックで衣類などと一緒にドッグフードも送ります。
ご支援頂ける方いらっしゃいましたら、ご協力お願いします。
榎本茂
関連記事