尖閣諸島

seabasslive

2012年05月10日 07:28

日本は周りを海に囲まれた島国。
狭い日本、そんなに急いでどこに行く・・なんてセリフが昔流行ったけど
陸地は狭いが海は広いのです!
なんと日本の排他的経済水域面積は世界第6位!

ただし、北方領土がロシアに実効支配されているので、実質的には7位となります。
日本海の竹島も韓国に不法占拠されています。
そして、今、中国に狙われているのが尖閣諸島。

この尖閣諸島の持つ意味は大きい。
ご存知のように、この海域の海底には莫大な地下資源が眠っているからです。

日本が現在、石油や天然ガスに支払っているのは年間約23兆円。
これは、消費税10%に相当します。

工業国家において、自国でエネルギーが賄えると鬼に金棒。
僕は80年代、英国の企業にいたのですが、北海油田の開発とイギリス病の解消の過程を目の当たりにしました。

ガソリン価格が下がることで輸送コストが下がり、
漁業、農業を含め、あらゆる製造原価が下がり、
利益が増え、国際競争力が増して税収が増え、
年金問題、医療費問題、財政問題、頭の痛い多くの問題が雲散霧消してしまうのです。

しかし、一度、尖閣諸島を乗っ取られると今の日本の憲法下で可能な防衛は限られてしまうから
たぶん、二度と取り戻すことはできないと思われます。
そうすると、日本復活の機会は失われてしまうことになります。

危惧した石原都知事が突然アメリカで尖閣諸島を買うと公言し、東京都では募金を開始しました。
拍手喝采!

石原さんを疑うわけじゃないけど、石原さんの先走りでないことを実際の所有者の方にお会いして確認したいと思っていたところ、突然お会いしお話しする機会を頂きました。


栗原さん、国士というか、広い見識をお持ちの人物です。

日本の問題は海から見て考えると大半の答えが見えてくる。


日本の未来。
子供たちに残す日本を作るのは僕たちの仕事です。

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