2011年11月06日
津波の教えてくれたもの
津波で甚大な被害を受けた宮古市
今は、東京が宮古市のガレキの処分を受け入れる事の賛否で騒がしい状況ですが、放射能汚染されたガレキでない限り、処理能力のある自治体が受け入れなければ復興など進まないと思っています。
先日、宮古市長の山本氏と市議会議員で海のスペシャリストである橋本氏と話をする機会がありました。
橋本市議とは深夜まで飲んだのですが、彼から興味深い話を聞くことが出来ました。
震災の当日、宮古市庁舎から見た映像は、全国に配信され、誰もが知っている映像です。

「月刊みやこわが町」より
川の堤防を超えてくる真っ黒い津波!
あの悪意の塊のような真っ黒い津波を見て、僕は津波とは真っ黒いものだと、思い込んでいました。
しかし、あの黒い色は、海底に溜まったヘドロだと教えて頂きました。
下水のインフラが普及していない所では、沿岸の海底に大量のヘドロが堆積していて、それが津波となって市街地を襲ったのだそうです。
一方で、下水のインフラに積極的に取り組み、洗剤の使用など海への排水負荷の軽減に努力していたという重茂地区の音部に到来した津波は色が違いました。

「月刊みやこわが町」より
まるでハワイのようなブルーの津波!
キレイですが、悪魔には違いありません。
今回の津波で、海底に大量に溜まっていたヘドロは、陸に押し戻され、以前より海底はキレイになったと聞きました。
アマモなど、海底の植物は根こそぎ剥ぎ取られたけど、ヘドロの無くなった海では流された漁網などに魚が産卵し、この秋の稚魚の数は近年例を見ないほど多かったのだとか・・・・
復興にはまだまだ時間がかかると思いますが、是非、海を汚さない、海に優しい街作りに取り組んでいただきたいと思います。
津波に飲まれた多くの人が眠る海を、再び汚してはいけないと思います。
橋本市議は、「元に戻すのではなく、以前より素晴らしい街と海を作りたい」と熱く語っていらっしゃいました。
心より、応援申し上げます。
同じ日本の海辺に住む、港の区の住民として。
今は、東京が宮古市のガレキの処分を受け入れる事の賛否で騒がしい状況ですが、放射能汚染されたガレキでない限り、処理能力のある自治体が受け入れなければ復興など進まないと思っています。
先日、宮古市長の山本氏と市議会議員で海のスペシャリストである橋本氏と話をする機会がありました。
橋本市議とは深夜まで飲んだのですが、彼から興味深い話を聞くことが出来ました。
震災の当日、宮古市庁舎から見た映像は、全国に配信され、誰もが知っている映像です。

「月刊みやこわが町」より
川の堤防を超えてくる真っ黒い津波!
あの悪意の塊のような真っ黒い津波を見て、僕は津波とは真っ黒いものだと、思い込んでいました。
しかし、あの黒い色は、海底に溜まったヘドロだと教えて頂きました。
下水のインフラが普及していない所では、沿岸の海底に大量のヘドロが堆積していて、それが津波となって市街地を襲ったのだそうです。
一方で、下水のインフラに積極的に取り組み、洗剤の使用など海への排水負荷の軽減に努力していたという重茂地区の音部に到来した津波は色が違いました。

「月刊みやこわが町」より
まるでハワイのようなブルーの津波!
キレイですが、悪魔には違いありません。
今回の津波で、海底に大量に溜まっていたヘドロは、陸に押し戻され、以前より海底はキレイになったと聞きました。
アマモなど、海底の植物は根こそぎ剥ぎ取られたけど、ヘドロの無くなった海では流された漁網などに魚が産卵し、この秋の稚魚の数は近年例を見ないほど多かったのだとか・・・・
復興にはまだまだ時間がかかると思いますが、是非、海を汚さない、海に優しい街作りに取り組んでいただきたいと思います。
津波に飲まれた多くの人が眠る海を、再び汚してはいけないと思います。
橋本市議は、「元に戻すのではなく、以前より素晴らしい街と海を作りたい」と熱く語っていらっしゃいました。
心より、応援申し上げます。
同じ日本の海辺に住む、港の区の住民として。
Posted by seabasslive at 21:26│Comments(0)
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