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榎本 茂 

港区議会議員。
NPO法人海塾相談役。(社)港区高層集合住宅の防災を考える会代表理事。海上保安庁指定安全指導員。(公)日本海洋少年団連盟港区海洋少年団団長。
港区民参画事業カルガモ巣作りプロジェクトや、港区水辺フェスタ・ゴムボートレースなどを企画立案した港区水辺環境の第一人者。
H20年「(社)港区高層住宅の防災を考える会」を設立し、震災時に想定される停電に備え、発電し続けられるマンションの仕組み作りに取り組む。現在、臨海地区の3分の1に相当する8112世帯が加盟。
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2014年07月24日

お台場海水浴

懐かしいグーグルアースの画像が出てきた。
8年ほど前、僕の提案で東京都港湾局がお台場に設置した「牡蠣を使った水質浄化実験装置」

お台場海水浴
お台場海水浴

牡蠣は約1時間で数リットルの海水を浄化する能力を持つ。
牡蠣のカーテンでお台場海域を囲み水質浄化を図ろうとした試みの縮小版実験装置だったが、雨天時に下水道処理施設から放出される未処理下水に含まれる大量の塩素によって、イカダから表層に常に吊るされた牡蠣は数カ月で死滅してしまった。

泳げる海を目指す上で、僕たちの目指す本丸は下水道行政だと確信を持った実験だった。

住民に最も近い行政である特別区は、今年度、僕の度重なる要請によって独自の水質調査の予算計上をし、お台場海域5カ所で年数回の水質調査を行うことになったが、雨天時の未処理下水がどのように入り、有機物が沈殿し、腐敗して貧酸素水塊が発生するのかというメカニズムを解明するには遠く及ばない予算規模だ。

なぜ泳げないのか?
どうすれば泳げるようになるのか?

それを語ることなく、住民に海水浴なるものをやらせ、写真に撮り、「ほら!泳げてるだろ!」と広報する手法は、如何なものかと思う…

言いたい事は山ほどあるが、水質改善策をおざなりにしたまま住民を使って水質アピールをすることに心から怒りを覚えています。
<お台場海水浴>
http://www.city.minato.tokyo.jp/houdou/kuse/koho/dekigoto/koremade/201407/odaibakaisuiyoku.html


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この記事へのコメント
ビーチで喫煙しながら
海へポイ捨てする人がいます
なんとかなりませんでしょうか
Posted by H at 2014年08月07日 21:46
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