2007年10月23日
カキの水質浄化実験の目的
お台場の海に浮かぶ謎の浮力体
これが、カキを使った水質浄化実験施設!
東京都港湾局が主催するこの実験は僕が企画提案したものです。
東京都港湾局広報資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2007/10/21hac100.htm
この実験は東京港内に「水質浄化=多くのスズキが育つ環境整備」という仕組み作りを目的として行なわれています。
どういう事かというと・・・
海の富栄養化によってプランクトンが増えすぎている
↓
カキに赤潮などの原因となる水中のプランクトンを食べさせる
↓
カキがプランクトンを偽糞という栄養価の高い泥に変えて海底に落とす
↓
海底にゴカイなどが増える
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カキや泥を棲みかとする小動物をエサにするエビやカニや小魚が集まる
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小魚やカニをエサにするスズキなど大型魚が集まる
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スズキは東京湾において年間2500トン水揚げされ、海中栄養塩の回収に役立っている
つまり
もっとスズキが増える環境を作り出せば東京の海はキレイになるのです。
だから、1日400Lもの海水を濾過してくれるカキを使って海中の栄養塩をスズキの餌に変え、スズキを増やすシステムを作り出すのがこの実験施設の目的なのです。
8月にプレイベントを行なったのですが、ついに4万個のカキを設置して実験スタート!
そこで、今週末10月27日土曜日にイベント開催します!
イベントでは僕たちが釣ったシーバスをプールで泳がせ、実験施設回りをカヌーで見学できます。
僕たちの夢の実現に向けて
手伝ってくれるスタッフ大募集!
お~い!
一緒に楽しい海を作ろうぜ!
釣りも上手くなるよ(笑)
手伝ってくれる方はメール下さい。
スズキがたくさん釣れる僕たちの理想の世界は、美しい海を望む全ての市民にとっての夢でもあるのです。
Posted by seabasslive at 19:39│Comments(1)
この記事へのコメント
素晴らしいですね。是非ご協力させて下さい。
Posted by 丸山佳那子 at 2007年11月05日 09:39
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