2011年07月27日
療育プログラム

ちょっと物事を覚えるのが苦手だったり
人と接するのが苦手だったりする発達しょうがいの子供達
親子でカヌーに乗ってカルガモの巣を観察したり、操船する楽しみを知る。
「環境教育を利用した発達しょうがい児童のための療育プログラム」

始めてから4年目に入りました。
手伝ってくれる仲間が増えて、心強い限りです。
布一枚で水に浮かぶ狭くて不安定なカヌーに2人きりで同乗する体験は、子供の自己保存本能から、背後にいる同船者に特別な依存感情を抱くことになり、その心理的反応が連帯感を生み、同船者と心の絆を深める事ができます。
これが僕の持論。
連帯感は不安感を払拭し、ほとんどの児童は短時間で好奇心に目を輝かせ、目の前の自然観察に集中し無口になります。
そして、陸上に上がった後は 周囲に体験を伝えようと饒舌になる傾向があります。

このプログラムでは、過去にLDによる記憶の苦手な子供が半年以上も前の体験の内容を細かに覚えていたり、高機能自閉症の子供が療育士も驚くような自己表現をしたりというケースが見受けられたことから、専門の療育士の先生方から高い評価を受けています。
4年経っても、まだまだ手探りですが、
参加者の方々の強いご支持を支えに、これからも続けていきたいと思ってます。
応援お願いします。
Posted by seabasslive at 08:40│Comments(1)
│プライベート
この記事へのコメント
素晴らしい取り組みですね。来年は是非応援させてください。
Posted by fedorov500 at 2011年08月07日 19:20
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