2006年12月13日
日本橋川 その3

江戸橋を過ぎると、遠くに日本橋が見えてくる。
ここに日本橋ができたのは1603年という大昔。
江戸幕府が全国に道路網を作る時に五街道の基点とされたのが始まり。
浮世絵に描かれている日本橋は木の橋だけど、何度か架け替えられ、現在架かっている第十九代日本橋は、1911年に架けられた石造の二連アーチ橋で国の重要文化財に指定されています。
細部にまで芸術的な彫刻が施されている重厚な橋です。
右手に三越本店を見ながら、橋の右側のアーチをくぐる。
花崗岩のブロックで造られた橋の下は、洞窟のよう・・・・
沢山の小魚の群れが、僕のボートに驚いて逃げ回ります。
川の流れは、意外と速く、透明度も高いのです。
上流側から見た日本橋。
一昨年の5月。
僕は、カメラマンと2人で早朝6時にここに居た。
この真ん中の支柱に船を止め、
右側のアーチの支柱壁際に沿ってルアーを投げ、
しばらくフリーフォールで塩水層まで沈下させ、
その後、
一気にテンションを掛けて水面に向かってルアー(CD7 RH)をアクションさせシーバスを釣った。
頭の中で描くイメージが現実とシンクロする快感!
僕の生涯でベスト3に入る会心の1投。
このシーンはネットTVのギャオでも放映されていたから見た人も多いと思う。
自然豊かなところに住んでいる人から見たら、奇異に映る光景だろう。
こんな所を船で航行することだけでも奇異に映るのかもしれない。
道行く人の誰もが僕の船を見下ろして不思議そうに眺めている。
自然豊かな所に住む人だけではない
きっと、東京に住む多くの人が、この川をドブ川だと思っているだろう。
しかし、この川は生きている。
一度は死にかけたけが、
今、死の淵から蘇り、目をうっすらと開きつつある。
日本橋を過ぎて、すこし行くと、また石造りの2連アーチの橋がある。
日本橋より小ぶりのこの橋は1877年(明治10年)に造られた「常盤橋」。

橋の横には、江戸時代の石垣が残っている。

常盤橋を過ぎて、すこし行くとJRが上を通る橋がある。
名前は書いてないから解らないけど、よ~く見ると・・・
レンガのようなブロックで造られているから、相当古い橋と思われる。
大都会の探検はつづきます。
次回は速度を上げて飯田橋まで行くよ(笑)
Posted by seabasslive at 10:42│Comments(0)
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