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榎本 茂 

港区議会議員。
NPO法人海塾相談役。(社)港区高層集合住宅の防災を考える会代表理事。海上保安庁指定安全指導員。(公)日本海洋少年団連盟港区海洋少年団団長。
港区民参画事業カルガモ巣作りプロジェクトや、港区水辺フェスタ・ゴムボートレースなどを企画立案した港区水辺環境の第一人者。
H20年「(社)港区高層住宅の防災を考える会」を設立し、震災時に想定される停電に備え、発電し続けられるマンションの仕組み作りに取り組む。現在、臨海地区の3分の1に相当する8112世帯が加盟。
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2011年10月01日

決算特別委員会その1

決算特別委員会の真っ最中です。
決算特別委員会その1

この委員会は、前年度の決算を議会が承認する手続き。
まあ、否決することはないのだけど、ここで色々な事案について発言することは次の予算に影響するので重要です。

今週は、総務費では「防災」について、環境清掃費では「運河の水質調査」について質問しました。

内容を要約しますと

防災1)
区内には昼間人口で100万人の人間がいるのに区の食料備蓄は都と合わせても4万人の3日分しかない。
あまりにも少なすぎないか?増やす予定はないのか?

防災2)
区は区民に対して3日分の水食料を備蓄するよう啓発パンフレットなどで働きかけている。
一方、高層住宅の住民に対しては、エレベーターが停電等で停止するとの理由から7日分の備蓄を呼びかけている。
同じ区民でありながら倍以上の差があるわけだが、この高層住宅住民に対する4日分の備蓄の差を全て「自助」の領域として、高層住宅の居住者に求めることは、同じ納税者として納得を得られないのではないかと考えるが、区の見解は?

防災3)
区は高層住宅住民に対し、震災時は避難所に避難せず建物内で7日間生活することを求めている。
都の震災想定によると電気は6日間停電すると予想されている。
停電すると消防法で義務ずけられているマンションの非常用発電機が作動するが、消防法の規制による備蓄燃料では数時間しか作動させることができない。
電気がないと、消防法で定められた火災を知るための火災報知器が作動せず、避難のための非常用エレベーターも作動せず、消火のために水を圧送するブースターポンプも作動させることができない。
つまり、区は火災に対応できない建物の中で7日間暮らすことを高層住民に対し要求していることになる。
私が提案している港湾の船舶用燃料を高層住宅や必要とする公共施設に分配するプランを前向きに検討して欲しい。

環境清掃費)
区は運河の水質調査を毎月行なっているが、あえて水質の良い日を選んで測定している。
なぜ、水質が悪化した時に調べないのか?
これでは、下水道局の生下水放水に対し、問題提起する論拠を得ないのではないか?
芝浦アイランドでは、国土交通省の研究機関が水質モニタリングポストを設置しており、24時間365日リアルタイムで観測している。
区が主体となって国や都を交えた調査研究の場を作り、都が水質改善を行う後押しを行なって欲しい。

今回はジャブです。
今定例会閉会後、行政の担当者の背中を押し続け、年末の議会では、代表質問として区長に問う予定です。
自分が議員であり続ける限り、実現するまで何度でも食い下がり続けますので応援よろしくお願いします。


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この記事へのコメント
素晴しい!今後も区民のためにがんばってください!港南地区から応援しております!(気持ちとコメントだけですけど...)
Posted by cts at 2011年10月05日 21:05
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