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榎本 茂 

港区議会議員。
NPO法人海塾相談役。(社)港区高層集合住宅の防災を考える会代表理事。海上保安庁指定安全指導員。(公)日本海洋少年団連盟港区海洋少年団団長。
港区民参画事業カルガモ巣作りプロジェクトや、港区水辺フェスタ・ゴムボートレースなどを企画立案した港区水辺環境の第一人者。
H20年「(社)港区高層住宅の防災を考える会」を設立し、震災時に想定される停電に備え、発電し続けられるマンションの仕組み作りに取り組む。現在、臨海地区の3分の1に相当する8112世帯が加盟。
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2010年03月08日

水辺の学習教室

NPO海塾でやっている活動をご紹介します。

ちょっと物事を覚えるのが苦手だったり
人と接するのが苦手だったりする発達障害の子供達

港区からカルガモの巣つくりプロジェクトの
運営業務委託を受けているNPO海塾では、

カルガモプロジェクトとは別のプログラムとして
発達障害児童の療育を行っているNPOスキルキャンプと連携して

カヌーに乗ってカルガモの巣を観察したり、運河でカヌーに乗る体験をする
「水辺の自然観察学習会」を年に数回開催しています。

水辺の学習教室

水の上の不安定なカヌーに乗るという体験は、
発達障害児童にとってハイリスクではないかという意見もありましたが、
危惧するような子供がパニックに陥ったケースは過去に一例もありません。

カヌーは前が子供、後ろには保護者や療育士の方、海塾スタッフが乗ります。

布一枚で水に浮かぶ狭くて不安定なカヌーに2人きりで同乗する体験は、
自己保護本能から背後にいる同船者に特別な依存感情を抱くことになり、
その心理的反応が連帯感を生み、同船者と心の絆を深める事ができます。

連帯感は不安感を払拭し、
ほとんどの児童は短時間で好奇心に目を輝かせ目の前の自然観察に集中し無口になります。
そして、陸上に上がった後は周囲に体験を伝えようと饒舌になる傾向があります。

このプログラムでは、過去にLDによる記憶の苦手な子供が半年以上も前の体験の内容を細かに覚えていたり、高機能自閉症の子供が療育士も驚くような自己表現をしたりというケースが見受けられたことから、専門の療育士の先生方からは高い評価を受けています。


3月7日に開催した「自然観察学習会」はあいにくの雨

そこで、アイランド子供プラザのホールをお借りして
屋内学習会を行いました。
水辺の学習教室

半分は外国人の親子参加だったので、通訳しながらの勉強会

海にやさしい日常生活とはどんな生活なのか?
海は私達の生活に、どのような関わりを持っているのか?

環境学習が子供にもたらす効果
療育と食育
親子の絆

終わると、保護者の方々から質問の嵐雷
大反響雷
外人さんは熱い汗

その間に、子供達はデゴイ作り
水辺の学習教室

木製のデゴイに運河のカモの色を塗ります。
水辺の学習教室

水辺の学習教室

みんな自分が塗ったデゴイを大事そうに持って帰りました。

家族を大切に思う心。
身近な水辺を大切に思う心。
生まれ育った街を大切に思う心。

デゴイには僕たちのメッセージが詰まっています。


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